お魚を増やすために、いろいろな工夫をしているのね

 あっ、わかったぞ。山の木が作ってくれた栄養を、海のプランクトン(び生物)が食べて、
 そのプランクトンを魚が食べるから、山に木を植えると、魚が()えるんだね。

次はお魚を運ぶ工夫を調べてみよう!

 お魚を増やすために、最近では、漁師(りょうし)さんたちが、山に木を植える活動をしているところもあるよ。

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調べてみよう!食料生産

養殖(ようしょく)漁業   
魚をたまごや稚魚(ちぎょ)(魚の子ども)から育てて、いけす(魚を入れる場所)で大きく成長させてから、出荷(しゅっか)する漁業です。
 養殖(ようしょく)をしている主な魚の種類は、ブリ、タイ、ヒラメなどです。他にも、カキなどの貝類や、ノリなどの海草も養殖(ようしょく)します。
 1年中いつでも魚が出荷できるように、いけすごとに成長の早さをずらす工夫をしています。
→養殖漁業の変化のグラフ
栽培(さいばい)漁業   
 魚をあるていどの大きさになるまで人間の手で育ててから海に放流し、自然の海でさらに大きくなるのを待ってからとる漁業です。
 養殖(ようしょく)漁業にくらべて、えさやりなどの手間はかかりませんが、生産量は自然の影響(えいきょう)をうけて、変化します。
 しかし、放流された魚が自然に数を増やしていくなど、魚資源(しげん)の回復に役立っています。
 

 どうして、漁師(りょうし)さんが山に木を植えるの?魚がふえることとは、関係がないような気がするけど。

 落ち葉は、び生物(小さな生き物)の栄養になるよ。
 たくさんの栄養をふくんだ水は、川を下って海に流れこむよね。するとどうなるかな?

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 育てる漁業には、養殖(ようしょく)漁業や栽培(さいばい)漁業があります。

水産業 6 育てる漁業

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